用語解説
ベルジャー法とは、別ページでご紹介しているスニファー法と同様に、ワーク内部にヘリウムガスを充填・加圧して行うリークテストの1つです。
そもそもベルジャーとは、ベルの形に似たジャーのことであり、真空を形成するために用いられます。そして、水素やヘリウムなどの気体をリークテストを行うワークの中に充填・加圧させ上で、これをベルジャーの中に入れて、一定時間真空になった状態のベルジャーの中で気体が漏れていないか確認を行います。 精密板金加工配線組立.comでは銅配管溶接をした部品を組み付けるクライオポンプ用のコンプレッサーユニットの漏れを確認するために使用します。あらかじめ、ヘリウムを充填させたユニットをジャーの中に入れ、ロータリーポンプでジャーの中を真空引きし、一定時間後リークディテクターでユニットから漏れているヘリウムを検出、測定しております。
なお別記事にも記載しております通り、ここでリークの存在が確認されたら、その箇所を特定するためにスニファー法によるリークテストを行います。