用語解説

異種金属の溶接とは、2種類の異なる金属を溶かして接合させることを指します。異種金属の溶接というのは、溶接の中でも非常に難しい加工であると言われています。この理由としては、溶接する金属の融点が異なることが挙げられます。つまり、融点の低い金属のほうから溶かしていくと温度が足りず融点の高い金属は一切溶けていない、逆に融点の高い金属のほうから溶かしていくと高温になりすぎて融点の低い金属は溶けすぎてしまうということが生じるためです。

島田工業株式会社では、異種金属の溶接として銅とSUSの溶接実績があります。銅とSUSの溶接は主にクライオポンプをはじめとする空調機器(真空装置)のような用途で見られております。長年の加工実績をもとに高精度の溶接を実現しています。