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コンプレッサーとは？
当社では、主に真空環境を作り出すためのコンプレッサーユニットを設計・製造しています。クライオポンプを含めたコンプレッサーユニット装置は、主に半導体や医薬の製造装置に使用されます。また冷却方式は空冷式をとり、室内用のクライオポンプとして採用されます。
これらのコンプレッサーユニットの特徴としては、組立後の検査工程に対する要求が非常に高いという点があります。ガスや真空装置は不良品や不具合が発生したときに人命にも関わることが多くあるため、充分な検査基準・設備を持つメーカーに委託すべき製品群と言えます。
コンプレッサーのOEM製造におけるポイント
コンプレッサーの製造、特に量産でOEM製造する際に必要なポイントとしては、下記の４つが挙げられます。
①銅配管や異種金属配管の高度なロウ付け技術
クライオポンプをはじめとする電気機器は、長年の使用を経てもリークしないことが必要となります。そのため、ロウ付けの仕上がりとしても溶け込みが十分に深く、かつフィレットがきれいに形成されており、経年変化のしにくい品質レベルが求められます。そしてこのロウ付けには、非常に高いスキルと経験が必要になります。
当社では、配管のロウ付け作業については、社内認定を取得している作業者が行っております。社内でのハイレベルな認定を突破した、高い技術を保有したベテラン社員のみがロウ付け作業を行うように徹底することで、高い品質の配管接合を実現しております。
②スヌープ液、ヘリウムによるリーク検査、循環検査
溶接部のリーク検査は、スヌープ液・ヘリウムを使用して行われます。スヌープ液は、サブアッセンブリ状態の際に漏れの有無を検査するために使用します。一方、ヘリウムは恒温装置としての組立が完了した後に漏れの有無を検査する際に使用します。
当社で製造するコンプレッサーユニットは、すべて社内でリーク検査を実施しており、一定の品質を十分に担保することができます。
＞＞リークチェックとは？リーク検査・試験の種類や方法まで解説！
③端子加工も品質確保
ロウ付けと同様に重要となるのが、端子を含めた電気配線の接続組立です。島田工業では、端子加工についても社外講習を受講した作業者のみが行うという運用をとることで一定レベルの品質を確保する体制も整えています。
④小型コンプレッサーから100㎏超の大型コンプレッサーまでOEM製造対応
OEM製造の場合は、複数種類のコンプレッサー製造に対応可能な製造ラインがあるかどうか、工場のキャパシティも重要となります。当社ではコンプレッサーユニットについては、小型のものから100kg超の大型のものまで、幅広くOEM製造が対応可能です。
⑤コンプレッサーの設計～製造～検査までの一貫対応体制
上記がコンプレッサーユニットの製造におけるポイントです。しかしコンプレッサーユニットをOEMとして量産製造する際には、上記４点を一貫対応する必要があります。すべての工程を社内で内製しなければ、配管や筐体のどちらかに最適化された設計・製造になってしまったり、外注費によるコスト増加につながってしまいます。
精密板金加工 配線組立.comを運営する島田工業株式会社では、空調機器のOEM製造の実績が多数ございます。高精度な板金部品加工をベースに、配管溶接、筐体組立まで、一貫対応することができます。さらには電気配線の組立、リーク試験、乾燥炉での不純物除去、エージング・機能/性能検査といった、一般的なOEM板金メーカーでは対応することができない組立・検査工程までも、一貫対応することができます。このユニットOEM製造体制が、多くの大手メーカー様からも選ばれる理由です。特に検査工程においても各種検査機器ならびに検査体制を整えている点や、組立～各種試験までの一貫対応をしている製造体制、そしてコンプレッサーユニットの品質に対して、大手電機メーカー様から高評価をいただいています。
コンプレッサーの製品事例をご紹介！
精密板金加工 配線組立.comを運営する島田工業株式会社による、コンプレッサーの製品事例をご紹介いたします。
事例①：コンプレッサーユニット
この製品は受託生産を行っておりますクライオポンプ用のコンプレッサーユニットです。このクライオポンプを含めたユニット装置は主に半導体や医薬の製造装置に使用され、冷却方式として空冷式をとる、室内用のクライオポンプとして採用されます。
事例②：コンプレッサーユニット 小型タイプ
この製品は受託生産を行っておりますクライオポンプ用のコンプレッサーユニットで、精密板金加工 配線組立.comで組み立てているコンプレッサーユニットの中では、一番小型のユニット品となります。冷却方式として空冷式を採用しているクライオポンプに使用されているユニットです。
事例③：クライオポンプ用コンプレッサーユニット（大型タイプ）
この製品は受託生産を行っておりますクライオポンプ用のコンプレッサーユニットで、精密板金加工 配線組立.comが組み立てを行っているものの中でも一番大きく、クライオポンプユニットとして100㎏を超える大型の製品に採用されています。このクライオポンプを含めたユニット装置の用途としては、半導体や医薬の製造装置における冷却を目的としています。
事例④：クライオポンプ用コンプレッサー OEM製造
こちらの製品は、OEM受託生産を行っております、クライオポンプ用のコンプレッサーユニットです。精密板金加工 配線組立.comが組立製造を行っているものの中でも最も大きく、クライオポンプユニットとして100㎏を超える大型の製品に採用されています。このクライオポンプを含めたユニット装置の用途としては、半導体や医薬の製造装置における冷却を目的としています。
コンプレッサーのOEM製造のことなら、精密板金加工 配線組立.comにおまかせ！
精密板金加工 配線組立.comを運営する島田工業株式会社は、群馬県・伊勢崎市に板金工場・組立工場を持った、温調圧縮・電気装置機器のOEM受託加工・製造メーカーです。
当社は、①鋼板からの板金加工による装置機器の設計・製作と、②装置機器の電気配線・配管接続等の電気制御技術、というソフトとハードの両面に対応した設計・製作を行うことができるOEMメーカーであることが、最も大きな特徴です。また当社は、装置機器の納入に際して、ヘリウムリーク検査や電気検査、100時間に及ぶ試運転などのように、各種試験を徹底的に行った上で高精度ユニット製品の納入をいたします。
各種機器のOEM製造のことなら、精密板金加工 配線組立.comにまずはご相談ください！
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