Before (改善前)

CCTクライオコンプレッサーにおいて、銅配管が熱くなる近くを配線が通る場合、注意が必要です。実際、100度近くまで上昇し、特にコンプレッサー付近だとさらに温度が上昇します。通常の配線は耐熱70~90度になりますので、耐熱対策しない場合、配線が被覆が溶けてしまいむき出しになってしまいまい、最終手的にショートの原因、最悪の場合は火災につながる可能性がありました。

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After (改善後)

そこで、精密板金加工 配線組立.comから、耐熱性がある線カバーとして、イラックスチューブに配線を通すことを提案いたしました。イラックスチューブであれば200度まで耐熱性あるため、チューブを通すことでショートの危険を回避することができます。

POINT(要約)

今回、イラックスチューブを使用することで、銅配管の熱から配線を守ることができました。今回の事例のように小さい機器の場合は、配線設計を見直すことが難しい場合が多いため、このようなオプション対応が必要です。一方で、大きい機器の場合は配線設計を見直すことで対処が可能ですので、その場合は当社からご提案をさせていただきます。冷熱機器を取り扱う当社ではこうしたオプション対応もご提案可能です。