Before (改善前)

温調圧縮機や空調機器の組立においては銅配管の接合が伴います。その接合の中でも、配管が曲がる箇所にはエルボが使用されることが多いです。ですが、エルボを使用するとロウ付けを実施する箇所が増えてしまいます。更にその分リーク検査を実施する箇所も増えてしまいます。そのため工数が増加することにより、その分コストが上がってしまいます。更にエルボの調達費も必要になってしまいます。

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After (改善後)

曲がる箇所が存在する配管については、その部分にエルボを使用するのではなく、銅配管へ曲げ加工を施し配管の曲がりを実現することで、ロウ付けおよびリーク検査の実施箇所を減らすことができます。そうすることで工数が削減されますので、その分コストダウンへとつながります。更に、エルボを別途調達する必要もなくなりますので、その調達費も削減することができます。

POINT(要約)

銅配管の曲がり箇所にはエルボを使用することが多いですが、継手を使用することは接合や検査作業をその分行うことになります。なるべく銅配管を一体化させて設計することが、銅配管接合におけるコストダウンを実現するためのポイントとなります。