Before (改善前)

お客様から端子台が追加となる設計変更のご要望をいただきました。しかし、指定された端子台を追加するだけのスペースが盤内部に残されておらず、このままでは端子台を追加することができませんでした。

V

After (改善後)

盤内のレイアウトは大きく変えずに、端子台を追加するだけのスペースを生むために、端子台レールを活用し、端子台に高さを出しました。これにより端子台の下に盤内部品やアース線などを配置したことで、スペースが生まれ、そこに端子台を追加しました。盤内のレイアウトを調整し、最終はお客様にて、確認いただき回路図を書き直していただきました。

POINT(要約)

端子台レールを用いることで、3次元的に盤内部の空間を活用したことで、スペースを生みました。限られたスペースや配線の制約の中で、お客様の要望の端子台の追加に応えました。今回は端子台レールを活用しましたが、その他2段式式の端子台を追加するという方法もございますので、お客様にご要望に合わせてご提案させていただきます。

また、端子台に高さが生まれることで、作業者が作業しやすいというような2次的なメリットもありました。

精密板金加工 配線組立.comでは、お客様からご提供いただいた回路図設計に基づき、当社は高品質な電気配線組立を迅速かつ丁寧に行います。長年培った電気配線組立の実績に基づき、いただいた指示通りの電気配線組立はもちろん、配線ルートの指示がない場合でもこちらから提案、また柔軟に対応をさせていただきます。